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耐震工法~①基礎編~
2023.04.10
みなさんこんにちは、松本です。
住宅の耐震についてになります。
地震大国日本において建設業界では耐震は切っても切れないですよね。過去の主だった一部震災を見ても、関東大震災(1923年)・阪神淡路大震災(1995年)・新潟中越地震(2004年)・東日本大震災(2011年)・熊本地震(2016年)、長野県でも長野県北部地震(2011年)など。
※今後、南海トラフ地震(静岡~宮崎太平洋沖)震度7クラス、津波も10前後予測されております。
そうした過去に起こった大震ことを踏まえて、住宅の耐震に関しても震災の度に基準が改訂になり現在に至っております。
今回基礎工法を見ても以前は基礎の立上りだけの「布基礎」が主流だったのですが、今は土間(底板)全体の面で荷重を支え耐震や局部沈下を考慮した「べた基礎」が主流になっており当社も標準工法になっております。
●ベタ基礎メリット・デメリット
①布基礎が点や線で家の荷重を受けるのと違ってべた基礎は面(土間)全体で荷重を受けるために力が分散されるので耐震性が高い。地盤調査でも布基礎ですと改良判定出る所が、べた基礎なら改良無になる事も多いので。
②床下をコンクリート(土間コンクリート下防湿シート)で一体で覆うっている為直接湿気を上げないので常に湿気っていない為木材の腐食及びシロアリを防げる。
③デメリットとすれば、布基礎に比べてべた基礎の方が鉄筋・コンクリート量が増えるので施工費はなどあげられますが、上記の件踏まえてコストをかけてでもリスクを出来るだけ抑えたいとの事で標準仕様にしているハウスメーカー・工務店は多いのではないでしょうか。
※勘違いして欲しくないのは必ずしも布基礎がダメという訳ではなくどちらにも一長一短はあります。そこを踏まえて当社は「べた基礎」を標準仕様にしております。
以上になります。